アート・ドキュメンテーション学会関西地区部会‘07年度第1回(通算99回)研究会 開催案内

テーマ:乃村工藝大阪事業所の資料室について:博覧会コレクションを中心に

発表者:石川敦子氏(乃村工藝情報資料室)

日 時:04月20日(金) 15:30〜17:00

15:30〜16:00 発表
16:00〜16:30 見学
16:30〜17:00 質疑応答
(なお、17:00〜懇親会)

会 場:乃村工藝大阪事業所
大阪市住之江区東加賀屋1-11-26
TEL:06-6686-6013 (資料室直通)
   06-6686-3331(代表)
地下鉄四つ橋線北加賀屋駅下車1番出口(梅田方面からは最後の車両が便利)を出て玉出方面(右手)へ、二つ目の交差点を超えてファミリーマートのヨコのビル(徒歩約5分)。
なお、1Fの受付で研究会参加者である旨をお伝え下さい。

申込先:田窪直規(近畿大学)
06-6721-2332(内5503)/ メールアドレス
先様が事前に人数を確認したいということですので、今回はできるだけ事前にお申し込み下さい。

後 援: 情報科学技術協会、記録管理学会、高度情報化技術研究会デジタルドキュメント分科会

会 費: 会員・後援団体会員200円、その他400円

概 要:
今回は、ディスプレイ業界の老舗(明治25年創業)、乃村工藝の大阪事業所で研究会を行う。
ここの資料室(面積206u、図書約1.9万冊、雑誌80タイトル、約1.5万冊、竣工写真約4千件)では、主にプランナーやデザイナーが現業で使うビジュアルな図書資料と社の実績資料を収集・管理している。資料はいずれもDB管理されており、レファレンス質問の特徴に対応した検索が可能なように、データ整理がなされている。
当資料室は、博覧会資料コレクション・コーナーを有しており(約31u)、これがこの資料室の特徴の一つとなっている。このコーナーは、2001年に寺下勍氏から、明治時代〜現在に至る博覧会資料約1.2万点を寄贈されたのが始まりである。社外にこの資料室を公開したことにより、ほかの博覧会資料の所蔵者からの寄贈があり、さらに乃村工藝としても、予算を組んで博覧会資料の充実を図った結果、現在では約1.5万点の資料規模に成長している。
2005年1月に、「別冊太陽 日本の博覧会」が出版されたが、これには当資料室の所蔵資料が使用されている。また、データベース「博覧会資料COLLECTION」を乃村工藝のホームページから公開している。
今回の研究会では、石川氏に、博覧会コレクションを中心に資料室についてご発表頂き、その後資料室を見学し、最後に質疑応答を行いたい。
興味深い資料室を見学できる絶好のチャンスなので、是非、ご参加いただきたい。