アート・ドキュメンテーション研究会第42回研究会案内

研究集会
美術館・博物館、文書館の情報専門職制の開発と養成−現状と課題

 文部科学省科学研究費「情報専門職の養成に向けた図書館情報学教育体制の再構築に関する綜合的研究」研究班(LIPER)は、図書館情報学教育の見直しを目的とした共同研究として、今年度から3年計画で始まりました。最初のイベントとして、9月27日、公開シンポジウム「変わりゆく図書館情報学専門職の資格認定:専門団体はどう
取り組んでいるか」が開催されます。
 それに続くこの研究集会は、アート・ドキュメンテーション研究会(JADS)との共催により、図書館の類縁機関である美術館・博物館および文書館において、ミュージアム・ライブラリアン、アート・ドキュメンタリスト、アーキビスト、そして所蔵作品の情報管理者という、情報専門職の開発がどのように進んでいるか、その必要と課題に関し、現状を俯瞰しながら、これら機関における情報専門職の可能性を広く検討する初めての試みです。
 図書館情報学の枠を超えて、ぜひ多くの方々にご参加いただければと思います。

主 催:
「情報専門職の養成に向けた図書館情報学教育体制の再構築に関する総合的研究」研究班(LIPER)
共 催:アート・ドキュメンテーション研究会
日 時:2003年11月15日(土)12:30−17:30(開場12:00)
会 場:慶応義塾大学三田キャンパス 528教室
http://www.keio.ac.jp/access/mita.html

講師・パネリスト:
高山 正也(慶應義塾大学図書館・情報学科教授、アート・ドキュメンテーション研究会会長)
根本  彰(東京大学大学院教育学研究科教授)
水嶋 英治(前・(財)日本科学技術振興財団企画開発部次長、常磐大学コミュニティ振興学部)
安藤 正人(国文学研究資料館史料館/総合研究大学院大学教授)
中村 節子(ブリヂストン美術館司書)
波多野宏之(前・国立西洋美術館主任研究官)

司 会:水谷 長志(東京国立近代美術館主任研究官)

●参加無料です。
●申し込み先
 氏名、連絡先電話番号・FAX番号・メールアドレス等を明記の上、お申し込み下さい。
E-mail  アート・ドキュメンテーション研究会
      行事企画委員会 毛塚万里  BXQ10030@nifty.ne.jp
                 若月憲夫 jads@dx.catv.ne.jp