慶應義塾大学アート・センターADR研究会 例会

●テーマ:「音楽のドキュメンテーション:音楽図像学研究の現状と課題」
 音楽図像学の研究動向及び音楽図像に含まれる情報のドキュメンテーションにおける諸問題をディスカッションする。

●日 時:2004年4月24日(土)午後4時〜
●会 場:慶應義塾大学三田キャンパス(大学院棟1F 313教室)
      港区三田2-15-45 03-3453-4511(代)
      アクセスマップ(http://www.keio.ac.jp/access.html#ko01
      JR田町駅徒歩8分/地下鉄三田線三田駅徒歩7分、地下鉄大江戸線赤羽橋徒歩8分
●主 催:慶應義塾大学アート・センターADR研究会
●協 力:アート・ドキュメンテーション研究会/IAML(国際音楽資料情報協会)日本支部/洋楽流入史研究会
●参 加:事前申込は必要ありません、当日はご自由にご参加ください。


               ◆◆◆プログラム◆◆◆
15:30 受付開始
16:00 開会挨拶  高山正也(慶應義塾大学教授:ADR研究会)
16:10〜事例研究(1)
    長谷川由美子(国立音楽大学附属図書館:IAML日本支部)
   「江戸期の歌舞伎出語り図から読み取る義太夫の書見台の発展」
16:30〜事例研究(2)
    笠原潔(放送大学:洋楽流入史研究会)
   「幕末の錦絵による洋楽流入史の研究」
16:50〜17:00 休憩

17:00〜ディスカッション
  「音楽図像学研究の現状と課題」
美術作品、建造物などに描かれた人物、楽器、演奏などの音楽図像を素材あるいは対象とする研究があります。ディスカッションでは、描かれた画像情報の信憑性、その情報の記述法(ドキュメンテーション)、媒体としての図像の目録記述(ドキュメンテーション)、検索法、研究法などについてのさまざまな問題点を洗い出し、音楽図像学研究の現状と課題について論議します。
◆第1部  
描かれた画像に含まれている情報にはどんな価値があるのか?/何がわかるのか?/情報としての信憑性/評価の方法は?など
◆第2部
情報を含む絵画などの媒体の記述法/情報そのものの記述法/媒体と情報へのアクセス法
◆第3部
音楽図像学の現状と可能性/美術情報学とのタイアップの可能性 
●発言者:スティーヴン・G・ネルソン(音楽学、音楽図像学)/ 波多野宏之(文化情報学、美術情報学)/ 長谷川由美子(音楽図書館学)/ 笠原潔(音楽学、日本洋楽史学)/ 司会 松下鈞(音楽図書館学)

18:50〜主催者、協力団体からのアナウンス
19:00 終了予定
19:30〜21:00
●交流パーティ(中国飯店)(参加費4000円)
ADR研究会終了後、交流パーティを開催いたします。会場までは主催メンバーがご案内します。