第4回(2011年度)秋季研究会及び共催シンポジウム開催

■ 第4回(2011年度)秋季研究会及び共催シンポジウム開催

行事企画委員会

 第4回(2011年度)秋季研究会は、東京大学で11月26日(土)に開催される

「共同研究会&シンポジウム『研究者資料のアーカイブズ―知の遺産 その継承に向けて―』」

の午前の部にて、「共同研究会」として開催されます。「共同研究会」は、アート・ドキュメンテーション学会と東京大学大学院情報学環社会情報研究資料センター(以下社情センター)共催で行われ、通常の「アート・ドキュメンテーション」に関する発表の他、研究者資料や文化資源のデジタル化などについての研究発表があります。当日の午前と午後を通したプログラムの概要は以下の通りです。

共同研究会&シンポジウム
『研究者資料のアーカイブズ
―知の遺産 その継承に向けて―』

日 時:2011年11月26日(土)10:00〜(受付9:30〜)
参加費:無 料
会 場:東京大学本郷キャンパス 福武ホール地下2F

★定員に達しましたが、会場の都合により、「午前の部」のみの参加は可能となっております。参加をご希望の方は、下記問い合わせ窓口までメールまたは電話でお申し込み下さい。社会情報研究資料センター(運営窓口)
Tel: 03-5841-0701
Email: centersympo■iii.u-tokyo.ac.jp

 

【プログラム】
■午前:共同研究会(JADS第4回秋季研究会)
(開場 9:30〜、開始 10:00〜)
▽会場1:ラーニングシアター
(1)谷本 宗生(東京大学)
総長関係資料と教育史・大学史研究
―渡邊洪基・古在由直資料から―
(2)栃内 文彦(金沢工業大学)
近現代の科学史研究における資料のアーカイブ化の意義
―坪井誠太郎資料調査から得られた知見より―
(3)本間 友(慶應義塾大学)
研究者資料のアーカイヴ構築と活用:油井正一資料を中心に
(4)玉井 建也・福重 旨乃(東京大学)他
小野秀雄関係資料のアーカイブと展示
―コレクション活用の問題点と意義―

▽会場2:ラーニングスタジオ
(1)要 真理子(大阪大学)
Laura Ashley archive room
―ブルームズベリー・コレクション1987を中心に―
(2)筒井 弥生
アリス・ルーズベルト旧蔵コレクションについて
(3)北岡 タマ子(お茶の水女子大学)他
「文化資源のデジタル化に関するハンドブック」におけるドキュメンテーションの特徴
(4)日下 九八(ウィキペディア日本語版参加者)
アート・ドキュメントとウィキペディア/ウィキメディア

■午後:シンポジウム (開始 13:00〜)
▽会場:ラーニングシアター
(1)平石 直昭(帝京大学)
草稿資料の整理・保存・供用をめぐる諸問題
―東京女子大学丸山文庫の経験から
(2)植村 幸生(東京藝術大学)
世界音楽のアーカイビングをめざして:小泉文夫記念資料室の概況と展望
(3)山下 俊介・五島 敏芳(京都大学)
研究者資料か?研究資料か?:京都大学研究資源アーカイブの活動と課題
(4)研谷 紀夫(東京大学)
高度アーカイブ化事業と研究者資料のアーカイブズ
―坪井正五郎と小野秀雄関係資料を中心に―
(5)大和 裕幸(東京大学)
平賀譲デジタルアーカイブ
―その概要と新しい歴史史料研究システムの提案―
(6)パネルディスカッション(司会:吉見俊哉)

■夕方:懇親会 (開始 18:00〜)
▽会場:ラーニングスタジオ (参加費:有料)

※プログラムは発表者や講演者、主催者などの都合により、変更されることがあります。

 午前、午後ともに、文化資源や研究資料に関するアート・ドキュメンテーション、アーカイビング、電子保存などに関する研究発表及び、講演がございますので、皆様ふるってご参加ください。