2017年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会


アート・ドキュメンテーション学会2017年次大会

日時:2017年6月10日(土)、11日(日)
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス 博物館・百年記念館
   〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
   東急大井町線・目黒線 大岡山駅下車すぐ
   http://www.titech.ac.jp/maps/index.html
主催:アート・ドキュメンテーション学会、東京工業大学博物館
後援:記録管理学会、情報処理学会CH研究会、情報知識学会、全国大学史資料協議会、全国美術館会議、日本アーカイブズ学会、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会、日本ミュージアム・マネージメント学会[50音順]

参加費(両日共通・資料代込):会員・賛助会員 1,000円、学生会員500円
               非会員・団体購読会員 2,000円、学生1,000円

参加申込:定員100名。申込フォームからお申込み下さい。

申込フォーム
【2017-06-08追記】事前申し込みは終了しました。当日受付でお申込みください。

* 本大会は会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。
 (スタディツアーは会員のみ)
* 東京工業大学学生は、1日目のシンポジウムならびに公募研究集会については無料参加できます。ただし、予稿についてはWeb上にてPDF版の提供となります。
* 大会1日目終了後に懇親会がございますので是非ご参加下さい。
* 会場受付では、学会入会申込および年会費納入窓口も設置予定です。

予稿集

【第1日】シンポジウムおよび
野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・推進賞授賞式

日時:2017年6月10日(土)13:00〜 (12:30〜受付)
会場:東京工業大学博物館・百年記念館3階 フェライト記念会議室

シンポジウムテーマ「大学の姿を描く資料の在り方──評価・活用と組織連携」

趣旨:
 様々な事象の記録や生成物が整理・調査され資料となり、その資料が将来にわたって、ある時点の状態を伝える拠り所となっていきます。現在、博物館・美術館、図書館、文書館といった機関が各々の特性を活かし、資料の保存・活用の役割を担っています。大学においても、研究・教育で用いられる文献・資料を所蔵する附属図書館、その成果を評価し社会へ発信する博物館・美術館が活躍してきました。そして、近年では大学の運営資料や各種の一次資料を整備・管理する文書館の設立が盛んです。学術的拠点として社会との関わりが深く、多様な側面を有する大学の姿を描くためには、これら組織における資料の評価・整理と活用・提供が欠かせません。
 ものづくりを軸に研究・教育をおこない、これまでに数多の成果を挙げてきた東京工業大学には、図書館・博物館・資史料館(文書館)が存在し、さらに博物館と資史料館が一体的に運営されている稀有な存在です。本シンポジウムでは、東京工業大学における運営と研究・教育(建築学ほか)の姿について、記録・生成物の評価と活用、MLA組織の特性・連携を軸にして取り上げ、今後の資料の在り方へ広範な視点から踏み込みます。

プログラム(予定)

□シンポジウム 13:00〜15:45
 13:00〜13:10 開会挨拶 前田富士男(アート・ドキュメンテーション学会 会長)

 13:10〜13:20 シンポジウム趣旨説明 阿児雄之(東京工業大学博物館 特任講師)

 13:20〜13:45 講演1「公文書室設立の経緯と歴史的資料の保存・情報化・解題」
    広瀬茂久(東京工業大学博物館 特命教授・資史料館長)

 13:45〜14:10 講演2「本学名誉教授の建築アーカイブズの現状と建築学教育におけるその活用」
山舞竕(東京工業大学環境・社会理工学院 准教授)
   (休憩15分)
 14:25〜14:50 講演3「我が国における大学アーカイブズの充実と大学史研究」
岡田大士(中央大学法学部 准教授)

 14:50〜15:40 質疑応答+ショートディスカッション

 15:40〜15:45 閉会挨拶 研谷紀夫(アート・ドキュメンテーション学会 幹事長)

□野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・推進賞授賞式 15:45〜16:15

  (休憩15分)

□スタディツアー(20名×3グループ)、博物館見学(ツアー参加者外) 16:30〜17:50
ツアーA:東京工業大学百年記念館
ツアーB:東京工業大学資史料館・公文書室(2017年4月25日追記:定員に達しました)
ツアーC:大岡山キャンパス内の建築作品群(2017年5月27日追記:定員に達しました)

□懇親会
 18:00〜20:00  会場:東京工業大学百年記念館
懇親会費:5,000円程度(詳細な金額については後日連絡)


【第2日】公募研究会および学会総会

日時:2017年6月11日(日)10:00〜 (9:30〜受付)
会場:東京工業大学博物館・百年記念館3階 フェライト記念会議室

プログラム(予定)

□公募研究会 10:00〜12:40
 10:00〜10:30 発表1「アート・コミュニケーションを支援する情報システムの研究」
丸川雄三(国立民族学博物館先端人類科学研究部)
 10:30〜11:00 発表2「写真原板情報の構造化──日本写真保存センターの実践から」
中川裕美(公益社団法人日本写真家協会日本写真保存センター)
 11:00〜11:30 発表3「建築写真のスペクタクル性とその記述──小川一眞撮影の明治期建築写真を題材として」
研谷紀夫(関西大学総合情報学部)
  (休憩10分)
 11:40〜12:10 発表4「中学校美術科における鑑賞対象の分類に関する研究」
畔田暁子(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)
 12:10〜12:40 発表5「建築記録における素材と技法の語彙統制に関する一考察」
加藤雅久(居住技術研究所)

□学会総会 14:00〜


【お問い合わせ】
年次大会実行委員会: jadsmeeting■gmail.com
(■を@に変えてお問い合わせください。事務局宛のメールや電話ではお問い合わせを受付しておりませんので、上記の実行委員会のアドレスまでメールでご連絡ください)

【年次大会実行委員】
阿児雄之(実行委員長・東京工業大学博物館)
亀井宏行、奥山信一、広瀬茂久、遠藤康一(東京工業大学博物館)
前田富士男、研谷紀夫、川口雅子、吉野由麗、小林美貴、石坂あゆみ、古賀崇(アート・ドキュメンテーション学会)

アート・ドキュメンテーション学会
2017年度 年次大会実行委員会
jadsmeeting■gmail.com